一堂はテンセントIEG(インタラクティブエンターテインメント事業群)のために、「日本コンテンツ研修」の第1期を企画・運営しました。プログラムは10月13日から18日まで東京で開催されました。
日本はエンターテインメント産業の最も活力あるオリジナル創作の拠点であり、世界有数のゲーム会社やゲームクリエイターを数多く擁し、アニメ、バラエティ、映画、デザインなどあらゆるコンテンツ領域で世界的な影響力を持っています。
ゲームやアニメの創作は、職人が作品を磨き上げる過程とよく似ています。どちらも膨大な時間をかけて設計・制作し、品質への徹底したこだわりのもと、数えきれない「工程」を経て、繰り返し「彫琢」してひとつの作品に仕上げていきます。
今回の訪日は、第一線のクリエイターと直接向き合い、創作の「匠の心」を間近に感じることが目的でした。さまざまな領域でプレイヤーのニーズをどうつかみ、文化とエンターテインメントへの自分なりの理解をどう織り込み、深みがあり、ユーザー体験に優れ、世界中に愛される作品をどうつくるか。
クリエイターとの講義・交流
神谷英樹氏
ゲームデザイナー
プラチナゲームズ所属。元カプコン第四開発部のディレクターで、代表作に『バイオハザード』『デビル メイ クライ』『ビューティフル ジョー』『大神』『ベヨネッタ』などがあります。
稲葉敦志氏
ゲームプロデューサー
プラチナゲームズ所属。元カプコン第九開発部部長、クローバースタジオ社長。代表作に『デビル メイ クライ』『ボンバーマン』『逆転裁判』などがあります。
井上伸一郎氏
元角川書店 社長、KADOKAWA 専務執行役員
携わった代表作に『君の名は。』『ナミヤ雑貨店の奇蹟』『空海―KU-KAI―』『時をかける少女』などがあります。
田畑端氏
ゲームプロデューサー、JP GAMES 代表
2004年から2018年までスクウェア・エニックスでプロデューサーを務め、『ファイナルファンタジー』シリーズの開発を主導。代表作『ファイナルファンタジーXV』は家庭用機とPCを合わせて累計1,000万本以上を販売しました。
2018年に退社し、自身のスタジオJP GAMESを設立しました。
田中謙介氏
ゲームプロデューサー
角川ゲームス所属のプロデューサーで、同人サークル「C2機関」を主宰。ブラウザゲーム『艦隊これくしょん -艦これ-』の制作で広く知られています。
伊達勇登氏
アニメ監督・演出家
代表作に『NARUTO -ナルト-』『NARUTO -ナルト- 疾風伝』『幻想魔伝 最遊記』などがあります。
白川篤史氏(天門)
作曲家
ゲームとアニメの音楽を手がける作曲家。1990年に日本ファルコムに入社し、『ブランディッシュ』シリーズや『英雄伝説』シリーズなどの音楽制作に携わりました。
アニメの代表作に新海誠監督の『秒速5センチメートル』『彼女と彼女の猫』『ほしのこえ』『星を追う子ども』、『ef』シリーズなど。ゲームの代表作に『英雄伝説』シリーズ、『ブランディッシュ』シリーズなどがあります。
中川大地氏
評論家(アニメ・ゲーム)、明治大学 客員教授
文化批評誌『PLANETS』副編集長。著書・編著に『現代ゲーム全史 文明の遊戯史観から』『ゲーム研究の新時代』『東京スカイツリー論』などがあります。
企業訪問・交流
KADOKAWA
総合出版・メディア企業
1945年創業。出版に加え、グループとして雑誌、映画、ソフトウェア、ゲームなどの領域に事業を広げています。ライトノベルのレーベルからは『ソードアート・オンライン』『とある魔術の禁書目録』『涼宮ハルヒの憂鬱』『冴えない彼女の育てかた』など数多くの人気IPが生まれました。
松竹株式会社
日本の大手映画会社
1895年に京都で劇場経営を始めてから120年余り。映画のほか、創業期から歌舞伎、オペラ、演芸、オーケストラなど舞台芸術の興行を手がけてきました。東京の歌舞伎座、京都の南座といった日本を代表する劇場も松竹が運営しています。
ANIPLEX
ソニーミュージックグループのアニメ企画・制作会社
略称ANX。ソニー・ミュージックエンタテインメント傘下で、アニメ作品の企画・制作・販売を主な事業とし、日本動画協会の正会員でもあります。
テレビアニメ、劇場アニメ、OVAを含め、少なくとも200作品の企画・制作・配給に携わってきました。

