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小飯桌

消費高度化を学ぶ日本研修

5月26日から30日にかけて、中国のブランド・マーケティング分野の実務家10名余りが東京で消費財ブランドの視察を行いました。蔦屋書店、無印良品、東急ハンズ、早稲田大学を訪ね、日本の消費財ブランドの幹部経験者・専門家4名と深く意見を交わしました。

参加者の多くは網易厳選、マイクロソフト中国、今日頭条、経緯中国など有力IT企業のブランド・マーケティング担当者。4泊5日の研修を通じて互いに刺激し合い、消費高度化への対応とブランド革新の戦略を探りました。

無印良品 ― 生活雑貨から生鮮へ

2001年、無印良品は東京・有楽町に当時世界最大の旗艦店を開きました。2017年7月の改装・増床で1階に青果売場、Café&Meal MUJI、MUJI BOOKSが加わり、雑貨から生鮮までを揃えた一体の売場が完成しました。

西友で無印良品の事業を担当した鈴木栄治氏が「無印良品のブランド戦略と青果売場の運営」をテーマに講義し、商品開発、店舗管理、ブランドづくりの観点から無印良品のマーケティング戦略を読み解きました。

東急ハンズ ― 「良いもの」と「ヒント」に出会う

東急ハンズはDIY用品や生活雑貨を扱う専門店チェーンで、圧倒的な品揃え(SKU)の開発力で日本の小売ブランドのなかでも独自の地位を築いています。来店客一人ひとりが「良いもの」に出会い、「創意とヒント」の喜びを味わえる店を目指しています。

今回は東急グループ海外事業担当の佐藤秀幸氏が、SKUの商品開発と商品管理について講義しました。

蔦屋書店 ― 実店舗小売の新しいかたち

蔦屋書店はCCCが展開する書店で、本の体験を核に映像・音楽やカフェを組み合わせた複合的な文化空間をつくり、「世界で最も美しい書店20」のひとつに選ばれています。最も有名な代官山 蔦屋書店は2011年に開業し、代官山のライフスタイルを象徴する東京のランドマークになりました。蔦屋書店は単なる書店ではなく、「ライフスタイル」の提案者です。

今回はCCCの幹部が、ブランドコンセプトの構築と商品設計について講義しました。

早稲田大学 ― 日本企業のブランド戦略と競争優位を学ぶ

早稲田大学は日本を代表する大学で、ソニー、任天堂、ユニクロなど多くの有名企業の創業者や社長を輩出しています。今回は早稲田大学ビジネススクールの内田和成教授が、日本企業のブランド戦略と競争優位を深く分析する講義を行いました。

内田教授はボストン コンサルティング グループ日本代表を務め、2006年には米『Consulting Magazine』の「世界で最も影響力のあるコンサルタント25人」に選ばれました。著書に『仮説思考』『デコンストラクション経営革命』などがあります。講義では日本企業の中核的な競争力とブランド構築の事例をわかりやすく解説し、参加者は消費高度化という文脈のなかで、商品、企業、市場について新たな視点を得ました。

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ヒントを持ち帰りたい、協業の可能性を探りたい。
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