2018年3月12日から16日まで、一堂(いちどう)は中国人民大学ビジネススクール(MBA)の「2018年MBA 日本の代表的企業を深く学ぶ研修」を企画・運営しました。
引率は同ビジネススクールの王保林教授。2016年・2017年入学のMBA在学生と、修了後5年以内の修了生、合わせて30名余りが参加しました。
テーマは「リーン生産・ニューリテール・AI・匠の精神」。一堂は5社の創業者・経営幹部による講義と、早稲田大学での特別講義を手配しました。あわせて、日本で活躍する中国人ビジネスパーソンや日本側の関係者を招いた交流ディナーを設け、国際的な人脈づくりの機会としました。
京セラ
経営幹部による講義:「アメーバ経営」
京セラは「経営の神様」と呼ばれる稲盛和夫氏が創業した世界最大のファインセラミックスメーカーで、日本のものづくりを代表する企業です。
独自の「アメーバ経営」を武器に、長年にわたってフォーチュン・グローバル500に名を連ねてきました。
AI企業 エクサウィザーズ
CEOによる講義:「日本のAI産業の現状と展望」
エクサウィザーズは、AI技術の研究開発と社会実装に取り組む日本のAIユニコーン企業です。ディープラーニングや画像解析、データ分析を活用し、医療、教育、営業などの現場に新しいコンセプトと体験をもたらしています。
早稲田大学
早稲田大学ビジネススクール教授による講義:「ビジネスモデルの模倣と革新」
1882年創立の早稲田大学は、日本のものづくりを担う人材を数多く送り出してきました。ソニー、カシオ、サムスン、東芝、楽天、任天堂、パナソニック、三洋電機など、多くの有名企業の創業者や社長が早稲田の出身です。米『フォーチュン』誌の「グローバル500企業CEOの出身大学ランキング」では世界第20位です。
熊澤酒造
六代目当主による講義:「百年企業の継承と革新」
熊澤酒造は160年の歴史を持つ家族経営の酒蔵です。5人で営む小さな蔵から、年商14億円近く、従業員200名を超える企業へと成長しました。
六代目当主が外部の視察団を受け入れたのは今回が初めてで、百年企業が向き合ってきた危機と挑戦について率直に語っていただきました。
Rigna
CEOによる講義:「Rignaのニューリテール戦略」
2004年創業のRignaは、日本の家具販売の常識を覆してきた企業です。ECのみの業態から出発し、オンラインと実店舗が互いに送客し合うマルチチャネルの販売モデルを築いて、日本を代表する家具販売会社のひとつになりました。
東京都心のビル一棟を、3フロアからなるライフスタイル複合施設「Rigna Terrace Tokyo」に改装。買い物のなかで自由に「遊ぶ(Play)」体験を大切にしています。
家具のほか、体験型のアクセサリーショップという業態も生み出しました。「box charm industry」では世界各国のチャームやヴィンテージアクセサリーを取りそろえ、来店客が自由に選んで組み合わせ、自分だけのアクセサリーをつくることができます。
在日中国人ビジネスパーソン・日本側関係者との交流ディナー
朝日新聞の中国語版編集長で元中国総局長の五十川倫義氏、Metaps取締役でエンジェル投資家の婁飛氏、三菱地所の用地取得担当・閆嘉倫氏、三菱UFJ銀行の海外エネルギープロジェクトファイナンス担当・呉暁璞氏、Adot Asiaのインターネット事業責任者・孫希萌氏らを招き、参加者と率直に意見を交わしました。

