ブランドづくりに、なぜ日本を見るのか
1)人口構成の推移、消費構造、都市のかたちが中国と似ていること。
2)文化的に近いこと。
一堂(いちどう)はMKT実験室と共同で、中国のブランド・マーケティング分野の実務家とともに日本の代表的企業やブランド体験型店舗を訪ね、ブランド、商品開発、体験設計、サービス、マーケティング戦略について議論を深めました。
参加メンバー
| 亢楽 | 元 網易厳選 ブランドディレクター |
| 成金蘭 | 元 名創優品(MINISO) ブランドディレクター |
| 曹媛媛 | マイクロソフト中国 コンシューマー製品事業部 マーケティングディレクター |
| 王智勇 | 雲啓星辰 CEO |
| 劉佳穎 | 美団 シニアプロダクトマネージャー |
| 馬博涵 | 梵多鋭(Vega) 共同創業者 |
| 趙聡翀 | CCE CEO |
| 馮智楽 | 天弘基金 Vision Designer |
訪問1:蔦屋書店
テーマ:「蔦屋書店のビジネスモデルを読み解く」
カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が展開する書店で、とりわけ東京・代官山の店舗がよく知られています。2011年に開業した代官山 蔦屋書店は、本を売るだけの場所ではなく「ライフスタイル」を提案する場として、顧客体験を起点に、「コンテンツの提案」という考え方で書店空間をつくり直しました。
カフェを併設した書店にとどまらず、関連商品の販売、レストラン、ペットサービス、旅行カウンターなど、暮らしに関わる多様なサービスを取り入れています。
訪問2:無印良品
テーマ:「無印良品流のブランドとマーケティング戦略」
無印良品は、もともと西友のプライベートブランドとして誕生しました。
生活雑貨と衣料品から始まり、生鮮食品の売場、レストラン、ホテルへと領域を広げてきました。衣・食・住のあらゆる場面で商品開発とマーケティングを展開する、日本を代表する消費財ブランドのひとつです。
訪問3:ユニクロ
テーマ:「ヒット商品を生むブランド力」
大型店舗を前提にしたユニクロ独自の商品企画・開発・販売の仕組みは、店舗運営のローコスト化を実現し、驚異的な売上を生み出してきました。近年は欧米の有名ブランドとのコラボレーションも相次ぎ、定番のUTシリーズは誰もが一枚は持っているといわれるほどです。
訪問4:BEAMS
テーマ:「BEAMSの商品開発とサブブランド管理」
1976年創業のBEAMSは、日本を代表するセレクトショップです。半世紀近くにわたって日本のファッションをリードし、レコード、インテリア雑貨、文具などにも展開。東京のトレンドとライフスタイルを映す存在です。
多くのレーベルを擁しながら、それぞれの位置づけが明確で、はっきりと差別化されています。
訪問5:トムス・エンタテインメント(TMS)
テーマ:「TMSのポップカルチャーIPづくり」
1964年設立のTMSは、日本を代表するアニメ制作会社のひとつです。
代表作は『名探偵コナン』『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話』『ルパン三世』『それいけ!アンパンマン』など。『名探偵コナン』は1996年の放送開始から20年以上にわたって人気を保ち、毎年公開される劇場版は多くのファンが心待ちにしています。
東京の商業エリア視察
行程には銀座、渋谷、南青山、表参道、新宿、秋葉原などの商業エリアの視察も組み込み、消費の高度化を体現する街の姿を見て回りました。

